当院では痛みの種類を大きく3つに分類しています。
①機械受容性疼痛
②侵害受容性疼痛
③心因性疼痛
今回は②の痛みについて解説します。
侵害受容性疼痛とは身体の組織が何らかのきっかけで損傷し、炎症反応が生じている状態です。
身体の中に炎症反応が生じているため、何もしていなくても(動作をしなくても)ズキズキと痛みます。
夜間寝ているとき・じっとしているときに熱を持ち、身体のある部位が脈を打つように痛む。
このような痛みの特徴があります。
この痛みはトリガーポイント療法の適応かというと△です。
炎症反応を鎮めるためには非ステロイド性消炎鎮痛剤が必要です。
身体の状態として侵害受容性疼痛と機械受容性疼痛は混合していることが多いので
この場合は
トリガーポイント療法+非ステロイド性消炎鎮痛剤を服用しないと痛みは解決できません。
当院は正直に「何でも治せる!痛みが取れる!」など適当なことは言いません。
しっかり痛みの性質を見極め、当院が責任を持ってお力になれる部分を全力で取り組んでおります!
また侵害受容性疼痛の中にもトリガーポイント療法適応疾患もあります。
骨折後の骨膜などから生じているとても強烈な鋭い痛み:CRPS(複合性局所疼痛症候群)などと言われる疾患です。
この疾患は侵害受容器が過敏化(感作)しており、少しの刺激でも強烈な刺激として感じとってしまい脳に信号を送ります。
トリガーポイント療法ではこの侵害受容器の過敏化を脱感作(正常化)することが可能です。
現代医学では難治性と言われているこの疾患でもお手伝いできることが当院にはあります。
ぜひ一度ご相談、ご来院ください!