前回はコリ感と痛みの原因部位について書きました。
コリ感の原因部位をトリガーポイント(TP)
痛みの原因部位を責任トリガーポイント(RTP)
と区別しています。
ちなみに
コリ感が悪化すると機械受容性疼痛(コリ感を痛みや痺れ感として勘違いする)となります。
正常部位に圧刺激を加えると当然押された感覚のみが生じます。
TPに圧刺激を加えると痛気持ちいい、正常部位とは違った感覚が生じます。
さらにRTPに圧刺激を加えると、なんと症状が再現されるのです!
(例えば立ち上がる際に感じる腰痛が圧刺激を加えられるだけで再現される)
このRTPに適切な刺激(鍼や圧刺激)が加えられることで受容器の過敏化が解消され、機械受容性疼痛がなくなるというメカニズムです。
そのため当院では患者様と会話をしながら治療を進めて参ります。
RTPを的確に把握するためです。
以前も紹介しましたが、人間の脳は簡単にRTPを間違えてしまいます。
RTPを見つけ出す重要なポイント。
それは痛みの生じる動作を分析すること!
動作分析のプロフェッショナルは鍼灸師ではなく理学療法士。
動作のことを学びたくて私は学校に入り直してまで勉強して経験して参りました!
治らない痛みや痺れ感でお悩みの方。
是非一度お気軽にご相談下さい!!